奇楽庵

毎日がとろけるスピード


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Category: ピンボケ野鳥倶楽部   Tags: ---

雨乞いの唄

森に溶け込む。
アカゲラの鳴き声、ドラミング。
目覚まし時計のようなツツドリ。
ラッスンゴレライと鳴くホトトギス。
ギャー、ギャーとやかましいカケス。
ツィツィ、ツィツィ これはシジュウカラでしょうか。
年をとると聞こえなくなるヤブサメ。
ジャングル感が一気に増すアオバト。
そしてカエルの合唱。

今日も賑やかだ。

何か猛禽がやってきたけれど生い茂った葉っぱにさえぎられて見えない。
その猛禽をカケスが追い立てて飛ばしたときに葉っぱの隙間からチラッと見えたけれど、判別は出来なかった。
大きさと色の感じからするとサシバあたりが濃厚な気がするけれど。

レンズキャップを外してどれくらいのシャッタースピードが稼げるか試し撮り。
出来る限り感度は上げずに高画質で撮りたいのですが、どうやら晴れてても雨が降っていても光量が足りないようで
目一杯感度を上げても前回よりもさらに遅い 1/100~1/125秒 しか稼げない。
手持ち超望遠には致命的な数字。
あとは撮りやすい枝にとまってくれることを祈るばかり。
それ以前にどうか今日も姿を現してくれますようにと、祈っているのですが。

ただただ時間だけが過ぎてゆく。
ハエや蜂が周りを飛んで、帽子のつばを蜘蛛が歩いているけれど、毛虫じゃないなら気にしない。
まだブユや蚊が居ないのも助かる。

今日はダメなパターンか、と弱気になっていたそのとき遠くから雨乞いの唄。
来る、どこに来る??
来い、来い、そこに来い、と念じるワタクシの目の前についに登場。

が、しかーし!

すごく近いのに枝の向こう側で見えない。
きっと立ち上がれば見える。
でも立ち上げれば逃げる。

とまって欲しい枝を飛び越しワタクシの頭上から声がする。
でもやっぱり見えない。
あっちに移り、こっちに移り、真上に近い枯れ木のつんぶり。
葉っぱの間からギリギリ見える。
三箇所くらいを行ったりきたりを繰り返している。
ドローチューブが重力で落ちてくるのでかなり厳しい体制。
するとなんともう一羽登場。

撮った、撮った。
今の撮れたはず!
と確認したワタクシはひどく落胆したのです。

DSC_0516_2015061214454887b.jpg

シルエットしか写ってなかった。
これじゃアカショウビンかカワセミかわからん。
編集で無理やり明るくして、かろうじて赤いとわかるくらいにはなりましたがノイズだらけ。
あ~、も~、ガックリ。
ホントガックリ。

やはり一筋縄ではいかない鳥、長期戦を覚悟なくては。
だけどおいそれとちょいちょいこられる場所でもない。
それを思うとさらにどよよ~んと沈んでいったのでございました。




ごきげんやう。
さやうなら。





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テーマ 野鳥の写真    ジャンル 写真



 

Comments

Edit
おおすごいすごい! 2羽一緒に写っている写真なんて初めて見ました。まだ産卵していないのだろうか。

声は聞いたことがあるけど、姿をまだ見たことがないなあ。ヤマセミは何度か見かけたことがあるけど。
Edit
逆にヤマセミを見たことがありません。
昔はいっぱいいたとの事でしたが、今はもういないのかもしれないなぁ、との事でした。
Edit
ヤマセミ、2004年「佐渡島鳥類目録」によれば、佐渡での初記録が1969年、その後分布を拡大して主要な河川の渓流域で繁殖するようになった、しかし90年代になって急激に減少して現在はごく一部の渓流でしか見られなくなった、とか。トリにも流行り廃りがあるんだろうか...

確かに佐渡では見た事が無いなあ。ある意味目立つ(大きいし、飛び方が独特[カワセミみたい]だし、一声「ぎゃっ」と鳴くし)ので、私のよく行くところにいれば気づきそうなもんだ。

でもやっぱり見られて嬉しいのは黒いのより赤いやつだ。クロダイとマダイみたいですな。

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