KIRAKUAN

毎日がとろけるスピード


04
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続々 日曜日よりの使者

日曜日よりの使者

続日曜日よりの使者

宿に着くと雨は本降り。
まぁ晴れないまでもなんとか逃げ切った、と云う感じでしょうか。
ワタクシの部屋は田んぼ側を予約したので景観に期待はしていませんでした、予想に反して七浦の海岸がきれいに見える部屋。

雨に打たれながら入る露天風呂も乙なもんです。
湯船につかる事自体、ボクにとっては年に数えるほど。
ましてや明るいうちに湯に入るというのもかなりの違和感。

そして明るいうちに飯を食うというのも普段のボクにはあり得ない、島内でも十分旅行気分。

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一人でササッと食って部屋に戻るつもり。
すると先輩とお嬢さんがやってきました。
てっきり皆さんはお部屋で食事取られるのだと思っておりましたら同じ場所で御食事中。
家族だんらんに申し訳ない、と遠慮したのですが、一緒に食べようと誘われましたので席を移動。

天気がよければ海に日が沈むのが見えるはずなのですが、
見た目理系っぽい眼鏡の従業員さんに
「何月ころが一番夕日きれいなの?」
とたずねていたのですがその答えが

「ん~~~、それは一年を通して統計を取ってみないと…。」

めんどくせ―事言ってんな~、と思ったらなんか笑えて来てボクは興味深々。
その言葉の裏にはその時間ここで仕事してるから夕焼け見てる場合じゃねーわ、って事なのだろうか、うひひ。

日が差さない、暗くて寒い冬がとにかく嫌だった少年きらくあんは
九州ってあったかいんだろうな~、と地図を眺めては一番南の鹿児島に思いを馳せておりました。
なんたって指宿のお嬢さんと文通した事があるくらいですから(アイタタ
なのでネイティブな薩摩訛りを聞いているだけでも楽しい。
ご家族の話を聞いていると、先輩の幼少期が見えちゃう(^m^

お父上、なんすかね~。
薩摩隼人が見えちゃう。
内なる少年が見えちゃってる。
なんだか初めて会った様な気がしない。
ワタクシの周りにはそんな人が多いので、年の差は違えども遊び仲間のような…
不思議な感覚(^^ゞ
猟師さんでもあるという事でしたので、あれかな。
自然にとけこみ、自然の声を聞く。
これは野鳥撮影通じますからそのせいなのかな。
酒飲めば共に野を掛ける少年…
いやいや、お父上はそうは思っていないだろうけど(^^ゞ


トビウオのすり身の味噌汁、自分で作るようになっておりまして、お嬢さんに作っていただきました、ありがとう(^ー^)/

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部屋に戻ると館内放送でエントランスでおけさやるっていうので行ってみたけれど、歌は生歌でしたが伴奏は録音。
踊りと云うのは踊って楽しいもので踊っているところを見てもなんも楽しく無い。
なので二曲目途中で部屋に戻っちゃいました。



楽しい時間と云うものはあっという間に過ぎてしまうものです。

時計を見たら朝5時。
もう朝になっちゃった。
いやいや、飲んでいたのではなくきちんと寝てましたよ。
ボクの使命はみなさんを無事に帰すこと。
しっかり睡眠を取らねばと、二度寝決め込むつもりでおりましたが、連日の朝遊び、アクティブな日々。
眠れん…。
ん~~~、退屈だ、どうしよう。
とりあえず風呂行って髭でも剃るか、と大風呂へ。
でもね、昨夜飯前と食後に二度入っちゃってむものだから
風呂もすっかり飽きちゃってすぐに上がってしまいました。
6時半頃になると雨が上がりまして、ちょいと庭に。

雨上がりの凛とした空気が気持ち良い。

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ウズウズしてきちゃった。

コレです。

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きれいな景色を見ると吹きたくなっちゃう。
やべーかな、怒られちゃうかな…。
いや、露天風呂にはまる聞こえだけれど、館内までは聞こえんだろ。
宿の窓を確認すると一部屋だけ窓があいている。
えぇ、やっちまいましたよ、一人海に向かって。

いや~~~、外で吹くというのはやっぱりね、難しいもんです、音の跳ね返りがありませんから。
小手先のテクニックとかそんなもんまったく役に立ちません。
基本通りの事に全力。
この景観を前に自分の未熟さを思い知ります。

でもね、ちょ~、きもちいー。

吹き終えて振り向いたら、開いてる窓が三つに増えてた(^^ゞ


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朝ごはん。
海の幸は昨日しっかり頂いた。
イカ刺しに鯖の塩焼き…。
ちょっとうんざり。
まぁ完食しましたけど。

先輩

「え?このイカ、生姜でたべるの??」

と言うのだけれど、ボクは????

何を言いたいのかさっぱり理解できず、生姜じゃなければ何で食うんですか?と聞いてみた。
普通にわさび醤油で食べるとの事。
アジとイカとさっと湯がいたワカメは生姜醤油で食うもんだと思っておりましたが違うんですね~。

「これなに?」

と言ったのは いごねり。
ちなみに新潟では えごねり。
新潟で佐渡では いごねり と言いますと言ったら、新潟の人は 「い」 の発音が出来ないからね、と言われましたw

「おきゅうとみたいだね。」

と。
いやいや、それはまさに九州のおきゅうとと同じものです。
つーか、よくおきゅうとを御存じで…。


9時 チェックアウト。

七浦海岸、アレが猫岩です、で、次が夫婦岩です。

「なんで夫婦岩っていうんだろう?」

と言うので、見ればわかりますと答えた。
表に回って、ね、わかったでしょ。
と言ったら、

「これは… 見たまんまでいいのかしら??」

と複雑な表情に顔を歪ませる先輩を見てほくそ笑む。




予想に反して先輩のテンションがマックスに達したのは宮田芸大学長宅。
なんせ、母校の学長ですからね。
しかも今年は長男くんが入学して宮田学長の入学式でありがたーいお話を聞いてきたばかりだという。
だけど芸大の入学式も卒業式も15分程度で終わるそっけないもので保護者は会場に入れなかったと思うのですが・・・、と言ったら
やはり会場には入れずモニターで見るしかできないのだけれど、宮田学長になってから演出が入るようになったとのことでした。

一旦、ウチの店によってお酒発送の注文を頂き、では朱鷺の森公園行きましょうか、と思ったら先輩が国道に出て蔵の写真を撮ろうとしている。
見たい、と言う事でしたのでその場で蔵元に電話して蔵見学。
つっても見学するほどデカイ蔵じゃないですけどね。
常に任天堂DSを持っているお嬢さんに蔵の連中は
「ゲームして無かった?」
と苦笑いしていたけれど、年寄りはやだね~w
あれゲーム機だけど写真も撮れるんだよ。
ガキンチョの頃、探偵ごっこで欲しかったカメラを今の子供は当たり前に持っているんだよ、と教えてやりました。


朱鷺の森公園に向かいつつ、朱鷺探し。
いつもならこの辺に居るんだけどなぁ…。

「どういうところに居るの?」

というので畦見てください、と言ったら先輩が

「あれは?」

あっ、いた。
早くも発見。
とはいうものの遠い…
おまけに飛ばない。
しばらく待ちましたが動かない。
諦めて朱鷺の森公園に。

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ふれあいプラザはボクも初めて入りました。
入るとちょうど枝から朱鷺が飛んだのですがゲージが狭く一瞬過ぎ。
でも確かにガラス越しに間近で見る朱鷺は迫力。

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昼飯時。
長三郎に行こうかと思ったら、パンフレットで見たアワビのステーキ食べたい、とリクエストがあったのだけれど肝心のパンフが無い。
そういうのだしそうな所というと、こさどかな~… でも、アワビじゃなくて佐渡牛のステーキだったような。
とりあえず行ってみますか、と真野へ向かうのですが、これはあれはと出てくるリクエストがすべて海鮮…。
これは長三郎にいった方が無難かも、と引き返し。

二階お座敷に通されるやいなや、
「アワビのステーキできる?」
なんて聞いているものだから、一体いくらするんだろ・・・なんて思っておりましたら
メニュー一通り見て出た言葉が
「やっす! 特上にぎりでもこの値段だもん。」
と言っていたので、大丈夫なのかなw

ワタクシは一番下座に座る。
すると母上様、奥に行きなさいと。
いやいや、みなさんがゲストですのでボクはココで結構です、と答えたのですが納得できないご様子なのでお父上の向かいに。
これが薩摩おごじょの気遣いか~。
男が座る場所、女が座る場所、きちっとしていないといけない。
そういえばウチの婆様もそういう人だったな、なんて思ってしまいました。

わたくしはいまだに喰った事が無かった ブリカツ丼をこの際食ってみようと注文したのですが
予想通りの味で見た目以上にドンブリもでかくて正直後半飽きてしまった。

しかしなんですな、長三郎スゲー繁盛してたのに驚きました。
高校生の頃は笛の師匠に連れられてよく飲みにきたもんですが(オイオイ)たぶんそれ以来のような…
ボクは今と同じ声で産声を上げたものだから、ガキの頃同級生んちに遊びに行ってみんなで金出しあって長三郎から出前取ろうぜ、なんて場面では必ず電話する役でした。

長三郎を出て駐車場でみんなが出てくるのを待っているとき、
ボクとお嬢さんだけになったので話しかけてみました。
考えたら今まで直接話していなかった。
そしたらものすごく礼儀正しくて、大人と話すのにも慣れた感じ。
お稽古ももう始めている、と言う事でしたのでさすが先輩、厳しく躾けていらっしゃるのがよくわかりました。

後はもう佐渡汽船に向かうだけ。
花を見るのが大好きなお母上さまに長谷寺の牡丹を見ていただきたいけれど、あそこも階段が(><;
すぐそこに清水寺がありますがあそこも階段が・・・ 前だけでも行ってみます?
と聞いてみたら行きたい、との事でしたので山門前。
さ~、若い衆は駆け足で行って来い!

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ここの舞台で先輩がお嬢さんに写真撮って、とお嬢さんに携帯を渡していたので、ボクもカメラを渡して撮ってとお願いしました。
ボクのカメラ然り、バードウォッチング然り、あの年で経験した事は後々影響しますからね。
あと15年くらいたって彼女が結婚して子供を産んで一眼レフで写真撮っていたりしたら、それはボクの影響w
なんたって彼女はファインダーをのぞくという事も知らなかったもの。
でかくて重いカメラはきっと彼女の記憶に残るのではないかと思ってお願いしました。
なんせワタクシも少年時代、オヤジの一眼レフを手にした時の事覚えておりますもの。


お父上、待ってる時間にすぐそこの大銀杏を見てきたというので、田野沢・枝垂れ杉経由で佐渡汽船へ。
ワタクシのお役目は無事終了。
あとはお見送りのみ。
土産物売り場で、なんかお勧めのお土産ある?と先輩に聞かれて ハッと思いだしました。
そして探してみたのですがない。
ない、ない、無い。
すでに廃番??
一件一件探して最後のお店にありました!
ボクのお気に入り。

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顔デカ朱鷺キューピー。
ボクは勝手に 「だっちゃマン」と呼んでいる。
先輩とお嬢さんに プレゼント、はい と渡したら
ありがとうございます、と満面の笑みのお嬢さん。
包み紙から取り出したところにボクが
「だっちゃマン、正義の味方っぽいでしょ。」
と言ったら
「ははは、飛んでるね~。」
その言い方、ちょ~可愛くておじちゃんキュンとしたぞ。


改札時間となりましていよいよお別れです。
また来てね~、と手を振って笑顔でお別れ。


「進行方向、右側の黄色灯台でお見送りします。」


と、先輩にメールして黄色灯台へ。



さ~よ~な~ら~、グッバイ、また逢う~日まで~♪
その日まで~、どうかお元気で~♪

By 斉藤和義/さよなら


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両手を振って見送った。
スモークガラス越しに手を振っている人が見えた。


是非ともまたお会いしたいステキな御家族でした。


一時間後

「ごめーん、今メールに気付いた。 船乗ったらみんな爆睡だった。」




・・・ (--;









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Comments

Edit
綺麗な写真と楽しい文面ですっかり佐渡に小旅行した感じです。

お疲れ様でした~!!

Edit
いや~、最後は小学生の日記みたいでうまくまとめられませんでした。

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