KIRAKUAN

毎日がとろけるスピード


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スポニチ佐渡ロングライド2012 その2

ワタクシはこのロングライドを走りきるために事前に計画を立てました。
ケイデンスは60前後。
それをキープすべく早めのシフト。
下り坂では調子に乗らずプレーキ掛けながらゆっくり下り休む。
給水は各エイドステーションの他に石名の清水。

ところがいきなりのマシントラブル1段から9段までが使えない。
この先どうなるものかと不安を抱えながら七浦海岸はとりあえず問題無くクリア。
当初は相川のエイドステーションはスルーするつもりでおりましたが、動く自転車屋さんの車を発見しピットイン。
先に入っていた人のチャリを見ると奇しくもワタクシと同じ車両。
もしかしてフロントディレーラーですか?
と聞いてみたら症状も全く同じだったので 欠陥ですね と笑う。
ワタクシの前に一人メンテ待ちの人が居たのですが、こちらの方は最高級の電動デュラエース、下手にいじると元も子も無くなるから直せない、と断られていました。
なんでも今年は SHIMANO が来ていないとか。
日本でも指折りのイベントに世界の二大メーカーともいえる SHIMANO は来なきゃあかんやろ~。

ということで立て続けに同じ車両、同じ症状を直してもらいました。
ついでなので蕎麦喰ってアミノバリュー一気飲みして再スタート。
ギアがフルに使えるようになって達者も戸地の上り坂も順調にクリア。
南片辺トンネル内でママチャリでコスプレで210キロ挑戦の人に追い付きましたがトンネル内暗くてどんな格好しているのか残念ながら見えませんでした。
8時過ぎには藻浦崎。
予定ではここの公衆便所によるつもりでしたがトイレの幟が出ていないのでよるのはやめました。
しかしこの先の入崎エイドステーションは大行列になっていたのでやはり藻浦崎に寄ってけばよかったッス。
後で確認したらコースマップにはきちんとトイレマークついてる。
穴場のガラ空き便所だったかもですね。

IMGP1338_01.jpg

入崎に到着。
トイレと水分補給を済ますとすぐに再スタート。
ここで一緒にスタートした揃いのジャージを着たおねぇさんと入れ替わりワタクシが先行することになりました。
この辺りに来ると先に出発したAコースの人達が増えてきました。
再スタートしたばかりですがすぐに石名到着。
島外から来た人はやはり知らんのでしょう、誰もいません。
ワタクシがボトルに水を入れている間もみんなビュンビュン通り過ぎていきます、もったいッスね~。

矢柄の坂を上りきりトンネルに入るとやっぱり歌っちゃいます。
「ニッセイのおばちゃん今日もまた、笑顔を運んでいるだろか~♪ いーるーだーろーか~♪」
あのトンネル入るとどうしても30年も前のあのCMを思い出すのですよね…。
関の辺りになると日差しが強くなってきてshibaさんのアドバイスに従って日焼け止めを塗っておいて正解。

いや~、あの辺りのアップダウンは気持ちいいわ~。
崖ウォッチャーであるワタクシにしてみますと関という場所は崖ばかりでたまらんのですよね。
海府醗酵さんには 「甘酒あります。」 の立て看板の横に 「酒こうじあります。」
酒麹… どぶろく専用!?
味噌麹と酒麹は菌が違うのですよ、酒造りはオリゼー、味噌醤油はソーエ。
今流行りの塩麹にどうぞ的方向でしょうか。

さぁ見えてきました斜面に書いた怪傑ゾロ。
難関難関、と言われる割に大した事の無い Z と呼ばれる跳坂。

IMGP1339_01.jpg

佐渡でも有数のビュースポット。
出来れば島外からお越しの方は一休みして景色を楽しんでもらいたいものです。
だけど上り坂で止まるというのはやっぱり抵抗がありますよねw

ここに来るともう完全にだんご状態。
カップルで参加している人は男が女性の背中を押して上っております。
数メートルしかないトンネルなのになにやらスピリチアルな音楽が流れてむ… と思ったら誘導のおっちゃんが演歌流してましたw
コースの先が読めない島外からの参加者は
「あと何メートル? あと何メートル?」
と誘導員にしきりに聞いている。

大ザレ、真更川、北鵜島、順調にクリア。
ワタクシが今回のコースで最も用心していた大野亀の左カーブの登り坂。
このカーブの所が大佐渡エリアで最も登坂角きついような気がする。
エッチラホッチラ、ケイデンスも乱さず登り切りました。
この上りを制すると 弾野エイドステーションまでゆるい下りの視界が開けた高速コーナーの連続。
ちょ~気持ちい~。
だけど実はここがやばい。
調子に乗ると60km/h越えするものだからついついフルパワーを出してしまうのですが、ここで体力温存しておかないとこの先の内海府線で向かい風にやられるのですよね。
ペダルは回さず惰性で弾野エイドステーション到着。
スタート直後のマシントラブル以外は順調過ぎるほど順調ッス。

IMGP1340_01.jpg

握り鮨サイズのゴマを振ったおにぎり、コレに自分で塩を付けて食う、これ最高!
この辺りにのんびりAコース参加の真稜の蔵人くんが居るのではあるまいかと探してみましたが、たぶんいません。
話す相手も無いし、ぼけーっとするのもなんだかな~。
すること無いから再スタート。
天も味方したか、内海府線で向かい風にやられないなんて滅多にありません。
もうノリノリっす。

ヴィーナスだってちゅっちゅっちゅっちゅ♪
恋に踊ってちゅっちゅっちゅっちゅ♪

いきのものがかりの kiss kiss bang bang を口笛吹きでながらトレインごぼう抜き。
嫌味なようですが歌わずにはいられない、そのくらい快調だったのです。
しかしこの辺になると気が付きました、周りにはAコースの人達しか居ない。
あり? ひょとしてかなり速いペースで飛ばしてるのか???
当初の計画通りこなしているのですが、メーターで確認したら平均時速26km/h。
練習時の平均速度は大体21~22キロ。
今年初めて大佐渡一周した時ははじき崎まで21キロだったものが内海府線の向かい風にやられて平均速度18キロにまで落ちましたから平均時速26キロはやっぱ自分としては相当飛ばし過ぎ。

白瀬を越した辺りから腹がへってきて口笛はやめて 飯、めし、めし、めし、腹減ったーと言いながら進む。

午前11時ころ 両津おんでこドーム、弁当ステーション到着しました。

IMGP1344_01.jpg

IMGP1345_01.jpg


ツマラン… まだ午前中だというのにあと30キロで終わってしまう。

210キロ行きたいわ~。
今年から初参加での210キロ挑戦は出来なくなったのですよ。
なので今年は致し方なく130キロに挑戦したのですが、普段の練習が80kmとかだし、内海府の風もなかったので100キロ地点のこの場所ではまだまだ元気なのですよね。
ふてくされ気味に弁当をもらいに行く。
おにぎりとおしんこの弁当を手にした直後、「おしんこと唐揚げがあります。」という声が耳に入り、あ~唐揚げ喰いたかったわ~、と後悔。

すいません、ごめんなさい、実はワタクシ素知らぬ顔で弁当二個喰っちゃいました。

IMGP1342_01.jpg

別に一人一個とも聞いてないし、ゼッケン確認して渡される訳でもないしいいでしょ…。
Aコース参加の真稜の蔵人くんに電話してみました。
彼も同じ場所にいたのですが、すでに出発するところ。
飯も食い終わったし、ソーシャルネットワークの日記更新して11時20分ワタクシも出発。

残るはいつもの練習コースだけ。
今回130キロではなく100キロにしておいて残りの110キロは勝手に走るって手もあったよな~、などととんでもない事を考えながら分岐ポイント。

野球場に向けての登り坂で異変に気が付きました。
力むと足がつる。
ふとももなり、ふくらはぎなり、一定の力以上の力を加えると激しくつるようになっていた。
気分的には疲れていないのですが、相当疲れがたまっているみたい。
やはりすること無くてもしっかり休んでストレッチしなきゃだったか、これは来年への教訓ですね。
そんな状態ですが、一定の力ならつることも無いのでとまることも無く相変わらずの60ケイデンスキープ。

ワタクシはだんだん不安になりました。
分岐してからとにかく人が居ないのですよ。
前にも後ろにも誰も居ない。
今、本番ッスよね?
コース間違っていないですよね??
これではいつもの練習と変わらない。
みんなどこ行った??
交差点にいる誘導員だけが、あぁやっぱ本番なんだ、とわかる唯一の手立て。
最大の難関 飯持の登り坂もなんとかクリア。
ここまでドリンクを温存しておりましたが各エイドステーションでこまめに水分補給していたから全く困ること無い。
結局心配性でいろいろ持った携帯食料も一切手を付けていません。

なんかな~、なんだかな~、もうほんと終わっちゃうべ。
この先もうゴールする以外にねぇし…。
真野公園にでもよってソフトクリームでも喰うべか、と思ったのですがあまりに一人ぽっち過ぎてコースから外れるのが不安。
真稜にでもよって行こうか、と思ったのですがちょうどお昼に入った時間。
顔を出せば気を使うだろうから静かに通り過ぎ、国府川を越えて八幡に入りました。
もう本番だということも忘れてのんびり走っていたら 「こんちは!」 と後ろからAコースの人が抜いていったかと思ったらあっという間に見えなくなった。
え!?? 210キロ、5時半スタートで12時半ゴールっすか!?
どんだけ早いの、スゲーゎ(@_@;

ありがとうございます、ありがとうございます、きらくあんが帰ってまいりました、ありがとうございます。

ガラーンとして全く盛り上がりを感じないゴールゲートを抜けて12時半ころワタクシも呆気なくゴール。
なんかホント呆気なくって感じなのですよ。
なんせゴール地点にも大して人が居ないし閑散としたものなんですもの。

先にゴールした人もDコース40kmグルメライドの人達ばかりでよくわかんないけど、どうやらワタクシBコース相当早くゴールしてしまったようです。
あまりにも一人ぼっち過ぎて早く走った自覚も無い…
それどころか自分だけが取り残されてとても遅いんじゃないかと錯覚するほどでしたからね。

グラウンドに座り込んで完走証書を眺める。
レースではないのでタイムも順位もない。
しょぼいしょぼいと噂には聞いていましたが、予想以上のしょぼさでした。

IMGP1347_01.jpg

遠目にはちゃんとしてるのですが絵も文字もぼやけてるし。
額に入れて飾ろう、という気も起きない(苦笑

いまいち達成感も実感できず、ぼけ~とするワタクシが出した結論は… 帰るべか。

なんか顔が砂まみれでじゃりじゃりするし・・・。
当初汗で付着した砂だと思っておりました。
ところがコレは汗が気化して残った塩の結晶。
シャワーを浴びて午後二時。

本日休業の張り紙を剥がして商売をしたのでございました。


エイドステーションで何が補給できてどんな感じかわかったし、
まっ、とにかくこれで来年はワタクシも210キロ挑戦だい♪







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テーマ 自転車    ジャンル 趣味・実用



 

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