KIRAKUAN

毎日がとろけるスピード


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Category: お酒   Tags: ---

尾鈴山蒸留所

川沿いの道を上流に進む。

海からさほど遠くはないように思うのですが中流域を飛ばして渓流の景観。

それでも佐渡の国府川河口の川幅より広い。

途中でさらに細い山道に入る。

狭くグネグネと曲がった道、どんどん標高が上がる。

無理やり佐渡のイメージで言うのなら小倉峠のところ。

そんなところに尾鈴山蒸留所があった。

街中の黒木本店ではなく自然豊かなところで造りたいと建てた蔵。

DSC_7462.jpg

税務署さまに尾鈴山に蔵を建てたい、と言った時には

「オマイ何考えとんじゃ…。」

と言われたので冗談好きな黒木社長は

「人里離れた山の中で密造したい。」

と言ったらしたたかに怒られちゃったらしい。




到着して車から降りると

しゅぐゎゎゎゎゎ・・・ ごわごわごわごわ…

とせっかく自然豊かな山の中なのにひどくうるさい。

なんの機械かと思ったら、これはクマゼミの鳴き声だと言う。

佐渡にはいないのでクマゼミがこんなに大きな音を出すのかと驚いた。



暑さで喉がカラカラ。

先ずは水を頂く。

この仕込み水が丸くてよい水。




こちらの蔵は地元の杉を使用ての桶仕込み。

中は湿らせねばならない、外は乾燥しなければならない。

木自体が水分も吸うし、甕仕込みの方が数段楽なように思うのですがそれでも桶に変えてしまったのは

蔵人がこっちの方がやりがいがある、というからだと言う。


DSC_7439.jpg

地元の林業にも貢献できてまさにオール宮崎。

黒木ワールドと言われるゆえんか。

この辺りをオール佐渡でやろうとすれば、おそらくゼロからの出発。

タクシーの運ちゃんの話ではこの地の杉は節が抜けにくい杉なので桶などにはもってこいの素材らしい。



DSC_7448.jpg

グラスに取れば無色透明に見えるのだけれど、蒸留直後の焼酎は白く濁っています。

とタンクを開けると確かに白にごり。

まだ表層にはラードのような油粕も浮いていた。

この蔵の奥に連なる貯蔵庫。

さらに一棟増築していた。

やはり焼酎は貯蔵に場所がいる。

金に変わるのは数年先というのが清酒との違いですね。


その脇に流れる渓流。

ここで聞き慣れない鳥の声を確認したのですが生い茂る葉にさえぎられ姿確認できず。

この尾鈴山蒸留所では「山猿」「山ねこ」「山翡翠」の山シリーズを造っている。

ヤマセミならばまさにうってつけだったのですが…。



場所から考えておそらくここにはアカショウビンやオオルリも来るはず、と言えば鳥好きにはどのようなロケーションかわかることでしょう。



この後、再び黒木本店に戻り黒木社長を下ろして宮崎市内へ向けて進みはじめてすぐ、

ワタクシどのタクシーと並走してハヤブサのメスが飛んでいた。

この旨、後の宴席で黒木社長に話すと高鍋に居るのはオオタカでハヤブサはみたことがないと驚いていた。



そしてその夜、4軒はしごしてホテルに戻りワタクシとモッPの部屋が飲み部屋になったのだけれど

さすがにほぼ徹夜でここまでやってきたワタクシは落ちるように眠りに就いた。


午前三時。

ふと眼を覚ますと驚いたことに釜屋とモッPがまだ喧々諤々やっていた。

喉がからっからなワタクシはお茶くれぇぇぇ、と頼んだら

こゆゅゅゅゅい、焼酎ロックで差し出され寝起きに飲み会の続き。

朝の4時まで付き合って釜屋を自分の部屋に返し、強制終了させた。


翌朝出発時刻8時半。

ワタクシが目覚めたのは8:17。

モッPが起きたのが8:24だったという…。

集合したら 「うわっ、酒クサッ!!」 と言われてしまいました。


社長と相部屋だった釜屋は6時前、ベットから落ちて社長を起こしてしまったようですが、本人は記憶がない。

飯食いに行くぞ、と社長に起こされての第一声が

「寝たことも忘れて寝ていました。」

だったらしい。


宴席からの写真もあるのですが、この辺りはプライベートな事と判断して公開はやめときます。


いや~、しかし朝の三時から焼酎飲まされるとは思わんかった。




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